鈍行列車に揺られていると、誰かが乗り、誰かが降りる。窓の外の田んぼが少しずつ表情を変える。それを眺めているだけで、私はもう旅を始めている。
「青森の祖母の家に毎年通っています。畔蒜さんの津軽じょんがら節の話、祖母が読みながら涙ぐんでいました。」
北は流氷の岸辺から南は黒潮の海まで。お好みの地方を選ぶと、その土地の旅日記、名物料理、土地に伝わる古い話を読むことができます。